年賀状の受け取りは拒否できるの?
お正月の楽しみとして、親しい人から届く年賀状をあげる人も少なくありません。
遠方に住んでいてなかなか会えなかったり、結婚や出産の報告を兼ねていたりする年賀状は、もらって嬉しい手紙の一つと捉えることは出来るでしょう。しかしそんな年賀状も、あまり快く思っていない人が差出人の場合はどう感じるでしょうか。
受け取った以上、お礼の年賀状を出すことがマナーでもあるため、仕方なく返信するという人もいるのです。出来れば受け取りたくない人からの年賀状、実際に拒否することは出来るのでしょうか。
年賀状の受け取りを拒否することは可能です
本人に直接年賀状は要らないという旨を伝えられる場合はいいのですが、そうでない場合の方法があります。郵便物というのは受け取りを拒否をする権利があるので、その方法を利用します。その場合、郵便物は相手に送り返されることとなります。
ただし、配達される前に事前に個別で受け取り拒否をすることは出来ません。切手などを貼って郵便物を相手が送っている以上、郵便局は配達する義務が生じるのです。そのため、事前に受け取り拒否をすることは出来ず、配達時に受け取り拒否を申し出るか、ポストに投函されている郵便物を持参して、郵便局で受け取り拒否の意思を表示することとなります。
年賀状の受け取りを拒否したら相手に伝わるの?
年賀状も当然、郵便物と同じように受け取り拒否が可能です。大抵の場合はポストにまとめて投函されるため、受け取った後で受け取り拒否の意思を示さなくてはなりません。口頭で済ませてしまいたいと考えがちですが、受け取り拒否はそんなに簡単な事ではないのです。
必要なものは、「受け取り拒否」という旨の文言と自分のフルネームもしくは捺印です。ただ単に「受け取りを拒否します」と言うだけでは受け取ってもらえず、フルネームや捺印がない場合も同様となります。
これらのことを、小さな紙に記入して拒否したい年賀はがきに貼り付けるのです。こうすることで受け取り拒否をした年賀状は、差出人の元へ返されることとなりますが、紙に記入した「受け取り拒否」の文字とフルネームはそのままの状態で返送されます。つまり、相手には「受け取り拒否」をした事実が伝わってしまうこととなるのです。
そのため、相手の気持ちを傷つけたり刺激したりしても気にならない場合には、受け取り拒否という方法が合うかもしれません。しかしなるべく角を立てずに年賀状を受け取らずにいたいと考えている場合は、こうした受け取り拒否はしない方が無難とも言えるでしょう。